風が涼しくなってきましたね~今年もどうにかこうにか夏を乗り越えました。一番暑かったであろう犬さまを撫でねぎらっております。
秋といえば!読書!活字離れが進んでいると聞きますが、SNSが生活のほとんどを占める若い方も多いと聞きます。
SNSは現在形の会話。読書は過去形の会話。
SNSと読書は当たり前ですが違います。たとえば哲学書を読むとしましょう、ソクラテス、プラトン、アリストテレスなど。彼らはあなたの前に現れて、雄弁に語ります。「人生とは」「生きるとは」「死ぬとは」「真理とは」。
SNSに何人友達がいようと、得ることのできない考えをそこで聞くことができるかもしれません。
読書とは過去とのコミュニケーションであり、過去を知ることにより現在の足元を固めることができる気がするのです。とエラそうなことを書きましたがw ようは本を読んでみませんか?ってこと。最近わたしが読んでいる本をご紹介しましょう!
「聖☆おにいさん(1) (モーニングKC)」です。漫画かいww
ご存知悟りを開いたブッタとキリストのゆるい日常生活を描いたギャグ漫画。しかしギャグタッチでも仏教やキリスト教のエピソードや理念が分かりやすく面白く描かれております。新刊を楽しみにしている漫画です!
史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (SUN MAGAZINE MOOK)です。
「人は無知である」が基本概念としてあるヨーロッパの基本哲学と比べ東洋は「オレ、真理に到達した!」と言い切ってしまう東洋哲学はより難易度が高くて、でもそこが面白い!
作者の飲茶いわく「哲学に足りないのはバキである!」。戦いながら哲学がどのように進化していったか分かりやすく理解できる本です。姉の子供に読ませたい一冊!さて次~
「新装版 ブッダ 全14巻」です。言わずと知れた手塚治虫さんの名作。全14巻に渡り色々な登場人物の視点から掘り下げながら「悟りを開いた人 ブッダ」を描いていきます。
14巻もありますが、圧倒的な読みやすさで一日で読めちゃいます。
悟りを開くってどういうこと?という一番単純な疑問に、「こんな感じ?」とイメージをくれる貴重な本です。さて最後は!
「哲学の密かな闘い」です。永井均さん最新刊!読みやすい哲学書です~「考えることは闘うこと」という基本概念通り、鮮やかな切り口(毒舌とも言うw)で哲学します!「なぜ人を殺してはいけないか」論争や「ニヒリズム」「罰するとはなにか」など哲学の基礎的な考えを分かりやすく、ドライに、美しく書いてくれています。
となんか哲学に関する本が多くなりました、最近わたしが読んでいる本はこんな感じ。哲学といえば難しくて理解できない!と思って今まで嫌煙してましたけど、読み始めてみるとそんなことはないことが分かりました。
加えてみると実に自分の考え方の幅が広がる哲学というコンテンツ、この秋読んでみませんか?