「実は今日オオヤミノルさん二階にいるんですよ」
とsajiの店長さんに言われてびっくりしてしまいました!「ええ!!本人??」と。「良かったら珈琲飲んでいってください」と言われて・・まあ行くよね!!そりゃ!!
二階に上がるとまずビックリ!カフェというより屋根裏部屋だw ベットがあってその奥に基地みたいなカウンターがありました。大人ふたりくらいしか入れないスペース。うわーーこれは居心地良さそう❤
オオヤミノルさんの第一声は「あなた、忙しい人、そうでない人?」でした。
オススメの珈琲を聞いたらこう返してきたのです。これは面白い人だな~と。
sajiの店長さんからは「オオヤさんは、好きって人とダメ生理的に!って人と完全に別れる」と聞いていましたが、人当たりの良い褒め上手、しかもとっても言葉を大事にされている印象を受けました。
しかし、一対一で珈琲を淹れてもらえる、この贅沢よ・・!!
一対一なんで色々説明してもらいながら、世間話で盛り上がりながら、時間をかけて珈琲を淹れてもらえます。楽しいですよ~❤
教えていただいた美味しい珈琲を淹れるための2箇条!
- 珈琲は豆で買い、飲むつどつどに挽くべし
- 使うお湯は沸騰してからちょっと冷ますべし(85℃くらい)
これだけ守ればまあまあの珈琲が飲める!とおっしゃれてました。
テーブルの上には一杯分の豆を挽ける手動のミルや布のドリッパーなどなんかカッコ良い道具が並んでいます。
布のドリッパーかっけーー!!
さてオオヤミノルさんご本人にじっくりと淹れてもらった珈琲の味です。
ご本人に美味しい珈琲のことをどう表現するか聞いてみたところ(変なこと質問するの大好き)
「世界各国の美味しいものに共通して言えることなんだけど、口入れてすぐは、感じないの。でも飲み込んでしばらくしてから中から、じわ~っと湧き上がってくるものがある、そういうのが美味しいもん」
とおっしゃられていました。
飲んでみた感想はまさにそのとおり。体の奥から珈琲の香りが上に上がってくる!という・・美味しいと一言では表現できない。「こんな珈琲があるんだ!!」と目からウロコがボロボロ落ちてましたw
「美味しい珈琲と出会ったら、もう地獄だよ?」と笑っておられたオオヤミノルさん。
実に楽しそうな地獄です。きっと珈琲の良い匂いが漂っていて、みんな黒い飲み物を目を細めて飲む、そんな地獄です。
sajiさん(一階)でもオオヤミノルさんのコーヒー豆、本を購入することが出来ます。
オオヤミノルさんのカフェは同じく25日まで開催されているらしいので珈琲が好きな方には是非オススメしたいです!
そして12月13.14.15日にもオオヤ焙煎所カフェが開催されるらしいですよーー!!
そういえばオオヤさん、珈琲淹れながら、自分はワインを飲み、バケットをパクリとやっておられた。
なんというか、おしゃれ感だだもれな方でした!
そして昨日購入した珈琲で、今日何度も珈琲を淹れてみて。
美味しいけど、昨日のあの味には到底およばない・・くっそーーーーあのてっぺん目指すか!!と楽しい地獄の道のりを歩み始めた私です。